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スタッフブログ

2022/12/16

建売住宅を買うときの注意点は?基礎知識と一緒に解説

建売住宅を買うときの注意点は?基礎知識と一緒に解説 アイチャッチ

新築でマイホームの購入を検討している場合、注文住宅と建売住宅で悩む方も多いことでしょう。ここでは、注文住宅を買う場合の注意点を紹介します。建売住宅の基礎知識についてしっかり理解して、後悔のないマイホーム選びに繋げましょう。

 

そもそも建売住宅とは?

そもそも建売住宅が何かわからないという方のために、建売住宅の基礎知識を解説します。注文住宅と比較しながら見てみましょう。

 

建売住宅とは?

建売住宅とは、すでに完成された住宅と土地をセットで購入する住宅のことです。また、建物は完成していなくても、間取りなどの詳細が決められていて、近々販売予定の住宅も建売住宅に含まれます。

 

注文住宅に比べて費用を安く抑えられることが多く、あらかじめ間取りが決められているため、「一から考えるのは面倒…」と感じる方はおすすめです。もう完成している住宅を見て購入できるというメリットもあります。

 

注文住宅とは?

注文住宅とは、土地探しから家の間取り、内装、設備まで、自由に設計することができる住宅のことです。「こんな住宅にしたい」という具体的なイメージがある方におすすめです。

 

しかし、土地探しから行い、打ち合わせに何度も足を運んだりと手間がかかる上、着工から完成まで2〜6ヶ月ほどと時間がかかってしまうというデメリットがあります。

 

建売住宅のメリット・デメリットは?

建売住宅と注文住宅について簡単に説明しましたが、それぞれメリットとデメリットがあります。

 

【建売住宅のメリット】

・費用を抑えることができる

・比較的早めに入居できる

・打ち合わせなどに時間を割かなくていい

 

【建売住宅のデメリット】

・設計の自由度が低い

・似たような家が多く個性を主張できない

・場合によっては注文住宅より高くつく

 

設計の自由度が低いと言っても、まだ着工していない状態で立地と間取りのみを見て購入する場合、クロスや外壁、水回りのカラーを選ぶことができる建売住宅もあります。また、設計の知識を持ったプロが設計しているため、日当たりなどを考慮して間取りを考えているケースが多く、場合によっては自分で考えるよりも暮らしやすい間取りになっているというメリットもあります。

 

注文住宅の場合、資材や設備などを自由に選ぶことができるため、費用を節約しようと思えばいくらでも節約ができます。その点、建売住宅は自分で自由に決めることができないため、逆に費用が高くつく…なんてことも起こり得ます。

 

建売住宅を買うときに知っておきたい注意点

では、建売住宅を購入する際は、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?一生に一度の大きな買い物と言われているマイホーム、注意点をしっかり抑えておきましょう。

 

譲れない点を家族で相談しておく

間取りを一から考えるのは大変だけれども、家族の中で「これだけは譲れない!」という点があるはずです。「子どもが小さいから、リビング続きの和室が欲しい」「キッチンは対面式がいい」など、家族の意見をまとめておきましょう。

 

信頼のできる業者かどうか

いいなぁと思った建売住宅が見つかっても、聞いたことのない業者や施工実績の少ない業者だと不安が残りますよね。購入を決断する前に、あらかじめ口コミなどを確認しておきましょう。

 

また、第三者の一級建築士による住宅診断を受けるホームインスペクションという方法もあります。工事がしっかり行われているか、欠陥がないかをしっかりチェックしてくれるため、安心して契約することができます。5万〜10万超の費用がかかりますが、不安を抱えたまま何十年も生活しなくてもいい安心材料としての出費だと思えば、高くはないはずです。

 

購入価格の詳細をチェックしておく

提示されている価格には何が含まれていて、何が含まれていないのかしっかり把握しておきましょう。そのためには見積もりを細かくチェックすることが必要です。

 

カーテンレールや網戸、照明はオプション扱いとなっていることが多く、提示されている購入価格で「安い!」と思って飛びついても、後から色々追加して結局高くなってしまった…ということも起こり得るため、注意が必要です。

 

内覧では隅々までチェックする

内覧時は内装だけでなく外装や周辺環境まで細かくチェックしておきましょう。気になった点はメモしておき、確認しておくと安心です。自分達が生活することをイメージし、生活動線を意識しながら内覧しましょう。

 

アフターフォローはしっかりしているか

万が一不具合が起きた場合、しっかり対応してくれるアフターフォローがあるのかを確認しておきましょう。定期点検の有無や無償なのか有償なのか、点検項目の内容まで把握しておくと安心です。

 

また、床下や天井裏に点検口があるかどうかも重要なポイントです。点検口がないと、シロアリやカビの発生をチェックすることはできませんので、どこにあるのか分かりにくい場合は質問しておきましょう。

 

建売住宅購入の流れ

では建売住宅を購入する流れを順番にみてみましょう。

 

①物件を選ぶ

まずは物件探しから始めましょう。インターネットで地域や予算、間取りなどの希望条件を入力して検索することもできるため、急ぎでなければ希望の地域にいい物件が出るまで常にアンテナを張っておくのもいいでしょう。

 

また、不動産仲介業者に希望に合った物件を探してもらうという方法もあります。

 

②内覧をする

気に入った物件が見つかったら内覧を申し込みましょう。内覧をすることで住んでからの暮らしをイメージすることができるため、本当にこの物件でいいのか確かめることができます。

 

③購入の申し込みと住宅ローンの事前審査

物件が決まったら、購入の申し込みを行います。一般的に申し込み時に費用はかかりませんが、場合によっては10万円ほどの申込金が必要なケースがあります。

 

同時に住宅ローンの事前審査の申し込みも必要になります。事前審査は申込者の返済能力を確かめるために行われ、売主が住宅を売却するための判断材料となります。

 

④売買契約と住宅ローンの本審査

いよいよ売買契約の締結になります。ここで、手付金として売買価格の5〜10%の手付金の支払いが必要になります。

 

また同時に、住宅ローンの本審査の申し込みが必要です。本審査には2〜3週間ほど時間がかかります。

 

⑤最終内覧をする

住宅ローンの本審査が通った場合、入居前に最終の内覧を行いましょう。不備はないかしっかりチェックして、万が一不備が見つかった場合、修繕を依頼しましょう。

 

⑥登記をする

新築で住宅を購入する場合、建物表題登記、所有権移転登記、所有権保存登記、抵当権設定登記などが必要となります。自身で行う場合とても手間がかかってしまうため、司法書士の方にお願いするといいでしょう。

 

⑦引き渡し

住宅ローンを借り入れる金融機関に、売主、買主、司法書士が集まって引き渡しの手続きを行います。残金と登記費用、火災保険料などの支払いが済んだら、所有権の移転登記をし、住宅の所有権が自分になるため、いつでも入居できる状態になります。

 

まとめ

「建売住宅」と聞くと、設計の自由がない…オシャレじゃないなど、マイナスなイメージも多いかもしれません。しかし、費用を抑えられたり、比較的短期間で入居できるなど、メリットもたくさんあります。

 

最近では間取りや床材、クロスなどにこだわった建売住宅も多く、自分達では思いつかないようなオシャレな内装の住宅に出会えるかもしれません。

 

建売住宅を購入する際は、注意点をしっかり確認し、納得した上で購入するようにしましょう。理想に近い物件に出会えるといいですね。

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